箕面市・豊中市の子供向けのギター教室です。

箕面市・豊中市の西尾ギター教室

クラシックギターを上達する最大の秘訣とコツ

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今回のコラムでは「クラシックギターを上達する最大の秘訣とコツ」と題しまして、
必ず、100%上達する方法をお教えします。
しかしながら、今回のコラムで書かれている事を実践する為には、以下の事が出来ている事が条件となります。
① 左手各指が独立し、自分の命令通りに動かす事が出来る。
② 右手各指が独立し、自分の命令通りに動かす事が出来る。
以上の事が出来ない人はコラム「クラシックギターの基礎練習」を読んで、出来るようになってからこのコラムに書かれている事に挑戦して下さい。

課題曲 ソルのエチュード

 

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一番最初にすべきこと

曲を練習する時に、一番最初にすべきことは何でしょうか?
それは、曲のキー(調)は何なのかを確認する事です。
曲のキー(調)が決まれば、出てくる和音のコードが分かります。
上記の課題曲のソルのエチュードはハ長調(C-dur)ですね。
ですから主和音はC(ドミソ)、属音はG(ソシレソ)もしくはG7(ソシレファ)
下属音はF(ファラドファ)になります。
この主要な3つの和音が沢山出てくる可能性が高い事を弾く前から推測出来ねばなりません。
推測できるようになるには、少しだけ音楽理論の勉強が必要です。
西尾ギター教室のレッスンでは音楽理論の勉強も行います。

楽譜にコード(和音)を書いてみる

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赤文字がコードです。ソルやジュリアーニなどクラシックギターの古典時代の曲は良い意味で基本に忠実で、出てくる和音(コード)が単純です。
基本的にはC、G、G7、Fが多いですね(転回型を含む)
まずは、どんな和音が出てくるのかを必ず見定めてから練習をして下さい。

実際に練習する時のコツ

それでは実際に弾いてみましょう。
まずは1小節目~3小節目を見て下さい。ここはCのコード(ドミソド)を押さえておけば良いですよね?
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このような事に気づかなければ上達しません。
最初から何も考えずにソミ~ドソドミ~~~と弾けば良い訳ではありません。
1小節目~3小節目まではCのコードを左手が押さえた状態からスタートして、右手で3弦開放弦のソを弾かねばなりません。
このように大切なことは「次の音の準備をする」という事です。

「次の音の準備をする」という事とは?

このコラムの核心に迫ります。
「次の音の準備をする」という事とはいったいどういう事でしょう??
それは「今、弾いている所を考えるのではなく、一歩先の音を見て、次の音を考えて、次の音の為に指を準備して備えること」です。

次の音の準備には3通りのやり方がある

まずは楽譜を見て下さい。
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ピンクの枠を①とします。
黄緑の枠を②とします。
水色の枠を③とします。

 ①開放弦を弾いている間に次の音を準備する方法

①のピンクの枠の中を見て下さい。
2拍目の音はシレの和音ですね。すなわち右手で2弦開放弦と4弦開放弦を弾けば良いのです。
この時、左手はフリーの状態で何も押さえていません。
ほとんどの人がこの時にボーっとしていますが、それではダメです。
開放弦でシレを弾いた瞬間に、左手は次のドとドの事を考えて準備をしなければなりません。
すなわち、2弦1フレットと5弦3フレットの真上で左手の人差し指(2弦1フレット)と薬指(5弦3フレット)をスタンバイしておかねばなりません。
開放弦を利用して次の音の準備が出来るように何度も練習をして下さい。
開放弦を利用して次に押さえねばならない弦とフレットの真上で指を瞬時にスタンバイ出来るように何度も練習をして下さい。

 ②空いている指で次の音を準備する方法

②の黄緑の枠を見て下さい。
三拍目のファ♮は人差し指で1弦1フレットを押さえると思います。
ファ♮を弾いた瞬間に、次の音であるレ(2弦3フレット)とファ(4弦3フレット)の真上で薬指と小指をスタンバイしなければなりません。
人差し指はファ♮を押さえていますが空いている指で瞬時に次の音の事を考えてスタンバイ出来るようになりましょう。

 ③指のスタンバイは出来ないので、瞬時に移動する方法

③の水色の枠を見て下さい。
三拍目のドミの和音から次のラファの和音に行くには上記のような準備が出来ません。
この場合は指のスタンバイは出来ませんが、頭は次の音の事を考えれます。
したがって、瞬時に飛べるように何度も練習をして下さい。
ドミの和音は人差し指と中指で押さえます。次のラファの和音は中指と薬指で押さえます。

まとめ

今回のコラムでは「クラシックギターを上達する最大の秘訣」をお伝えしました。
「クラシックギターを上達する最大の秘訣」=「次の音を準備すること」
ギターを上手に弾けない人の99%の人が、次の音の準備が全く出来ていません。
今弾いている所だけしか見ていないですし、今弾いている所だけしか考えていません。
それではダメですし、上達しません。
今弾いている所も大事ですが、次に弾くべき音のスタンバイが出来るようにならねばなりません。
言い換えれば、曲を弾くという事は最初から最後までスタンバイの連続だと思って下さい。
楽譜を見て、最初から最後までどの指で押さえれば最も効率が良いのか考えなければなりません。
ですから曲の最初から、ただ漫然と弾くのではなく、最初から指の配置を考えて指の配置を決めてから、練習をして下さい。
それが、「クラシックギターを上達する最大の秘訣」です。

公開日:
最終更新日:2017/04/09