箕面市・豊中市の子供向けのギター教室です。

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レッスンに絶対の正解はない

   

ネットニュースでたまたま読んだ記事がプロ野球、読売ジャイアンツの原監督のインタビュー記事でした。

今年、ジャイアンツは首位を独走。二位の阪神タイガースに10ゲーム以上の差をつけています。ここに来て、元木ヘッドコーチが虫垂炎で離脱。原監督は二軍監督の阿部監督を一軍のヘッドコーチ代行として呼びました。

原監督は阿部さんを信頼して殆どの指揮を執らせました。

その時の心境をこう綴っておられます。

「野球に絶対の正解はない」

この言葉にとても心を打たれました。

実はこれはギターレッスンにも当てはまります。

「ギターレッスンに絶対の正解はない」

と私も考えます。一人一人に合わせて最善のレッスンを心掛けてはいるつもりですが、絶対の正解はありません。ギター教室には老若男女、様々な生徒さんが来られます。そして価値観、考え方も多種多様。そしてギターの実力も多種多様です。お一人お一人、じっくり見極めながらレッスンしていますが、この洞察力が本当に大切であると同時に、洞察力が無かったらレッスンは成り立ちません。

この子は何が好きなのだろうか?
この人は何を考えているのだろうか?
この人の本当の悩みは何だろうか?
なぜこの人は弾けないのだろうか?
この人が弾けるようになる為には何が必要でどんな言葉を掛けてあげるのが良いのだろうか?

挙げればキリがありませんが、実はレッスン中はこのような事をずっと考えながらレッスンしています。

例えばセーハが出来ない生徒さんの場合。
人差し指の使い方をいかにして力を抜いて使えるようにしてあげるのか?
一人一人、人差し指の形や長さが違います。
この時にギターの持ち方、人差し指の使い方、それ以上に生徒さん自身のモチベーションを確認しつつ、様々な事を考えながらレッスンしています。

一つだけ例を挙げましたが、本当にレッスンでは様々な事を考えます。

40分過ぎれば「はい!終わり!」とは全く思っていません。
レッスン終了後には、
「あの伝え方はよくなかったかもしれない」
とか、
「もう少し、このような言い方をすれば良かった」
と思う事が多々あります。

「レッスンに絶対の正解はない」

原監督の言葉を借りるならば私も同じ想いでありますし、反省の毎日です。

答えはいくつもあり、また正解も不正解もいくつもあります。

不正解だった事が多いのも事実です。
不正解が多かった為に辞めていかれた生徒さんも多いです。そこは認めなければならないですし、反省しなければなりません。

だからこそ、日々のレッスンを大切にし、お一人お一人のレッスンに手探りではありますが、正解を導き出せるように頑張りたいと思います。

レッスンに絶対の正解はない、しかし出来るだけ正解を導き出せるギター講師でありたいと思います。

私は阪神タイガースのファンである事を付け加えて今日のブログを終わりたいと思います笑笑

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