レッスンとは聞く事にある
西尾ギター教室には100人ほどの生徒さんがおられます。
100人いれば100通りのレッスンをしなければならず、それは本当に大変でもあります。
年齢、性別、職業、住んでいる地域、そして何よりも価値観の違いやギターに対して取り組む姿勢が違います。
ある生徒さんには通用したレッスンが、他の生徒さんには通用しない事なんてざらにあります。
そして行き詰まるレッスン、もう駄目かもしれないと思った時に生きてくるのは何よりも今までギター講師としてやってきた経験と引き出しの数の多さ、そして忍耐力、包容力が問われるのがギター講師のレッスンに対する真摯な姿勢だと思います。
少しの説明で理解出来る生徒さんもおられれば、かなり具体的に説明しても全く理解出来ない生徒さんもおられます。
このような場合、噛み砕いて本当に分かりやすく丁寧に、更にゆっくりと説明する事が大切です。
そして絶対にやってはいけないこと。それはキレる事です。
イライラする事も勿論あります。しかしそこは堪えないといけません。何故ならギター講師だからです。生徒さんはギターを弾けないから習いに来られている。その事を忘れてはならないと思います。
生徒さんが理解出来ないのは生徒さんのせいではありません。ギター講師の責任です。教える側に責任があります。
いかに分かりやすくレッスンするか、そこに重点をおかないといけません。
と、長々と偉そうに語りましたが私もまだまだです。
しかし、いついかなる時もキレずに、丁寧に生徒さんに分かりやすくレッスン出来るかが大切だと思っています。
そしてレッスンとは何か?
レッスンとは生徒さんの演奏、生徒さんの質問に聞いて答える事だと思います。
生徒さんの声に耳を傾けて真摯に向き合う、この事が1番大事な事だと思います。
喋るよりも聞く事が大切です。
さて、明日も沢山の生徒さんが西尾ギター教室に来られます。生徒さんはみなレッスンを楽しみに来られています。
その期待に応えられるように明日も頑張りたいと思います。
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