明日世界が終わるとしても、私はリンゴの木を植える
この言葉はドイツの神学者 マルティン・ルターの言葉です。
1517年カトリック教会に対して95ヶ条の御誓文を発表した神学者ルターはそれまでのキリスト教、カトリックに対する不正に対して胃を唱えた神学者です。
この言葉の意味をよく考えます。
もし明日、世界が終わるとしても、私は今日、林檎の木を植える。
明日には世界が滅ぶと分かっている。今日、林檎の木を植えた所で全く意味はない事は明白です。しかし果たして無意味な事なのでしょうか。
ルターは「意味がない」とは全く思っていません。
むしろ、明日世界が終わっても、今日林檎の木を植えるという事は今現在に生きている事に他ならないと思います。
今を生きる者、それは林檎の木を植える者です。
林檎の木を植える事によって今を生きることだと思います。
この行為はギターレッスンにも当てはまります。
明日、ギター教室を辞める事が分かっている生徒さんがいたとしても、私は今日、全力でギターレッスンをする。
これは本当に難しい事です。明日、ギター教室を辞める事が分かっていたのなら、普通は最後のレッスンでは手を抜きます。それが普通だと思います。事実、私もこのルターの言葉の意味を知るまでは辞めていく生徒さんの最後のレッスンでは手を抜いていました。
しかし、このルターの言葉を知ってからは絶対に手を抜く事は辞めました。
明日、ギター教室を辞める事が分かっている生徒さんがいたとしても、私は今日、全力でギターレッスンをする。
それは何故か?
私の使命は「生徒さんにギターを生涯の友だと思って頂くこと」この一点だけです。
確かにギター教室を辞めます。しかし生徒さんはギターと永遠にお別れする訳ではありません。西尾ギター教室を辞めた後も生徒さんとギターの関係が一生続くように。
その為に私は最後のレッスンも全力でレッスンをします。
明日、ギター教室を辞める事が分かっている生徒さんがいたとしても、私は今日、全力でギターレッスンをする。
この二つの言葉には共通する言葉があります。
それは未来が絶望であったとしても現在、今に生きるのです。
今、現在をどのように頑張るのかが重要な事だと問われています。
西尾ギター教室では仮に生徒さんが今日でギター教室を辞めると決断されても全力でレッスンをさせて頂きます。
それは西尾ギター教室のコンセプトが、
「ギターは友達」だからです。
西尾ギター教室の公式LINE@はこちら
お友達登録をよろしくお願いします。
関連記事
-
-
夏は近江舞子で演奏
今年のお盆に家族で滋賀県近江舞子に行きました。 琵琶湖の畔で、私の知り合いが海の …
-
-
久しぶりのブログ
ブログをサボっておりました。申し訳ありませんでした。 9月の上旬に、東京に行って …
-
-
スキルアップ時間管理術
藤拓弘先生の新著書「スキルアップ時間管理術」が届きました。 もう私の為に書いて下 …
-
-
ハッピーハロウィン
去年に引き続き、ギター教室の玄関をハロウィンの飾り付けを行いました。 私はハロウ …
-
-
箕面の紅葉
箕面市の山々も赤々としてきました。箕面市と言えば紅葉狩り。毎年この時期になると阪 …
-
-
続々と体験レッスンのお申し込みを頂いております。
本当に有難い事に沢山の体験レッスンのお申し込みを頂いております。 全て箕面教室で …
-
-
CM動画の再生回数
昨日、西尾ギター教室CM動画がYouTubeにアップされました。 一日で約100 …
-
-
ウクレレのレッスン
西尾ギター教室ではウクレレのレッスンも行っています。 特に年配の方がウクレレをさ …
-
-
子守唄~imari~
この曲はある生徒さんをイメージして作った曲になります。 子守唄は私がいつか作りた …
-
-
ギターは何歳から習えるか
よく電話やメールでのお問い合わせで聞かれます。 「何歳からギターは弾けますか?」 …
- PREV
- ギター教室発表会の打ち合わせ
- NEXT
- とある方からメールを頂きました。