クラシックギターの構え方
今日からギター初心者の為に役立つブログを書いていこうと思います。
クラシックギターの構え方について、今日はお教えしたいと思います。画像を参考にして下さい。
まず重要なのが、椅子選びです。椅子はクラシックギターのみならずギターを演奏する上でとても重要なツールだと思います。
椅子は背もたれが付いていても付いていなくてもどちらでも良いです。しかし、肘掛けは絶対に付いていない椅子を選んで下さい。肘掛けが付いていると非常に邪魔になります。ギターが当たったり、肘が当たったりするので絶対に肘掛けが付いていない椅子を選びましょう。
次に椅子の座る所、すなわちお尻が乗る所はフラットな物を選びましょう。この部分が不必要に奥に下がっている物は絶対に選ばないで下さい。ギターを弾く上で、とても弾きにくいと思います。この部分が地面ときっちりと平行の椅子を選んで下さい。
次に椅子の高さですが、腰を下ろした時に足の膝の角度が約90度になる椅子が良いと思います。少々の誤差は大丈夫だと思いますが、極端に角度が逸脱している椅子はギターが弾きにくいと思います。
椅子に腰を下ろした時、椅子のやや前方にお尻を半分だけ乗っけて下さい。奥まで深く腰を掛けるとこれまたギターが弾きにくいと思います。
次にに左足を足台の上に乗せます。足台の高さは調整が出来ます。最初は高さを真ん中くらいに設定するのが良いと思います。この時、左足の裏の全てがきちんと足台の上に乗るようにして下さい。中途半端に踵だけ足台からはみ出たりしたら駄目です。もしそのような状態で弾くと、足がガクガクしたりしますよ。私は過去に左足を半分だけ載せて踵を出した状態で演奏して足がガクガクして演奏がボロボロになった事があります。絶対にやめましょう。
右足は少し開きます。右足と左足の角度は約60度から70度くらいが良いと思います。これは個人差がありますのでご自分で研究して下さい。ただし、右足を後ろに引いて、右足の踵を浮かせるのは絶対に駄目です。右足の踵もきちんと地面に接するようにして下さい。
ギターのくぼんだ所を足台に乗っけている左足の太ももの上に真っ直ぐ乗せます。よく斜めにして乗せている人がいますが、それも駄目です。弦が見えない?弦は感覚で判断出来るようにしましょう。目線はフレットが分かれば良いのです。何弦を押さえるのかは感覚です。慣れです。今、何弦何フレットを押さえているかは感覚で分かるようになるまで練習して下さい。
右腕はギターのボディーの最も膨らんだ部分の真上に置きます。右手はサウンドホールからややブリッヂ寄りに持ってきます。
ギターのネックは地面より約40度から45度くらいの角度で上がり、ヘッドの位置は目とほぼ同じ所に持ってきます。目よりもやや下にはあると思います。
そして左手をネックの向こう側からもってきます。
これがクラシックギターの基本姿勢です。
画像を参考にして下さい。
最後に駄目なクラシックギターの構え方をご紹介します。
- 足台から踵がはみ出ている。
- 右足が下がっており踵が浮いている。
- 右腕がギターの最も膨らんだ所に持ってきておらず、下から持ってきている。
このような構え方は絶対にしてはいけませんよ。
次回はアコースティックギター、フォークギターの構え方について書きたいと思います。
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