第68回九州ギターコンクールを終えて 最終話・地球のど真ん中
2024/08/27

私は今回、九州ギターコンクールを受けるに当たって一つの決意を自分自身に課しました。
「コンクールは今回の挑戦が最後。泣きの1回。どんな結果になろうとも、受け入れる。二度とコンクールは受けない」
コンクールは毎年開催されていますが、ダラダラと受けても意味がありません。
盆踊り大会ではないのです。人生を賭けて挑戦する事にしかコンクールに意味はない、と私は思います。
泣きの1回。今回だけ。そう思って挑戦しました。
私は二次予選で敗退しましたが、一片の悔いもありません。最後の最後、コンクールの舞台であれほどの演奏が出来た事を誇りに思っています。
何度も棄権しようと思いました。しかし私は逃げなかった。
逃げたらそれこそ負け犬だと思ったのです。
私には演奏家としての才能は皆無です。でもこの8ヶ月間は本当に死に物狂いで練習しました。
人生で1番努力したと自分でよく思います。
⬇️の漫画は「カイジ」からの抜粋です。









コンクールはもちろん一位じゃないと意味がない、とよく言います。
しかし私は今回、九州ギターコンクールに挑戦して二次予選で敗退し、ボロボロになりました。
コンクールは勝った、負けたではない。挑戦したか挑戦しなかったか、です。
私は折れず、下がらず、日和らず、自分の出来る演奏を120%出せました。
もしビビって棄権したら、惨めに人生の端っこに追いやられ、逃げた事になります。それだけはしなかった。後から棄権した事を必ず後悔すると思ったからです。だから私は逃げなかった。
46歳の才能の無いおっさんが、20代の若者に混じってコンクールに挑戦し、最後まで逃げずに自分の音楽を演奏した。それって申し分なく立派だったと私は思います。
なぜなら自分の人生の主人公は私だからです。

5回に渡って、第68回九州ギターコンクールに挑戦した事をブログに書かせて頂きました。
二次予選で敗退。その事実は変わりません。
しかしこの8ヶ月間の努力がいつかきっと、何かの形で報われると私は信じます。
最後になりましたが、私を応援して下さった西尾ギター教室の生徒さん、共演して下さった泉山加奈子さん、藤木聖子さん、堤純子さん、押鐘好美さん、半腹教会の澤田牧師夫妻、橋口武史さん、大野朱美先生、藤井敬吾先生、レッスンをみて下さった岩崎 慎一先生、家内と娘に心から感謝申し上げます。
このブログを読んで頂き誠にありがとうございました。
⬇️岩崎慎一先生と呑みに行きました⬇️

9月22日(日) 箕面市立文化芸能劇場で行われる西尾ギター教室の発表会にて、岩崎 慎一先生にはスペシャルゲストとして発表会の最後に演奏して頂きます。私も岩崎先生と二重奏させて頂きます。

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