「結果」だけがすべてじゃない。ギターを続ける子どもたちに伝えたい「真実に向かおうとする意志」

ギターを習っていると、どうしても「結果」が気になることがあります。
「上手に弾けるようになったかな?」
「発表会で間違えずに弾けるかな?」
「コンクールで良い結果を出せるかな?」
「周りの子より上達しているかな?」
もちろん、ギターを習う以上、上達することは大切です。
・一生懸命練習して、昨日できなかったことが今日できるようになる。
・弾けなかった曲が少しずつ弾けるようになる。
そして、発表会やコンクールなどの舞台で、自分の力を出し切る。
そうした経験は、ギターを学ぶ大きな喜びの一つです。
しかし、長年ギターを指導していると、それだけではない「もっと大切なもの」があると感じることがあります。
それは、「自分が進みたい方向へ向かおうとする意志」です。
今回は、私が大切にしているこの考えについて、聖書の言葉と、私自身が大好きな作品の一つである『ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風』の一場面を交えながら書いてみたいと思います。
「わたしは道であり、真理であり、命である」
聖書のヨハネによる福音書14章6節に、イエス・キリストの有名な言葉があります。
「私は道であり、真理であり、命である」という言葉です。
この言葉は、キリスト教において非常に重要な意味を持つ言葉ですが、ここでは難しい神学の話をするつもりはありません。
私がこの言葉を読んでいて心に残るのは、「道」という言葉です。
人間は、いつも目的地がはっきりしているわけではありません。
「将来どうなりたいのか分からない」
「自分に何が向いているのか分からない」
「努力しているのに結果が出ない」
「このまま続けていて意味があるのだろうか」
そんなことを思う時があります。ギターを習っている子どもたちにも、同じことがあります。
最初は「ギターを弾いてみたい!」という純粋な気持ちで始めたとしても、練習しているうちに難しいコードが出てきたり、指が痛くなったり、思ったように音が出なかったりします。
発表会が近づけば、「間違えたらどうしよう」という不安も出てくるでしょう。
それでも、少しずつ前へ進んでいく。その一歩一歩が、その子自身の「道」になっていくのだと思います。
『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』で心に残った言葉

私は『ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風』が好きなのですが、その中でも特に心に残っている場面があります。
それが、レオーネ・アバッキオと、警察官時代の元同僚との場面です。
アバッキオは元警察官でしたが、自分の汚職事件をきっかけに同僚警官を亡くして警察官としての道を失い、その後、ギャング組織の一員となります。
そんなアバッキオが、死の間際にかつての同僚と再会する場面があります。
そこで元同僚の警察官が語るのが、
「真実に向かおうとする意志」
という言葉です。
この場面で非常に重要なのは、「必ず結果を出せ」とは言っていないことです。
たとえ今回、犯人に逃げられたとしても。たとえすぐに真実へたどり着けなかったとしても、それでも真実へ向かっているのであれば、その歩みには意味がある。
私はこの言葉を、「結果だけではなく、真実に向かおうとする過程そのものにも意味がある」という意味として受け取っています。
そういう考え方が、この言葉には込められているように感じます。
そしてこれは、ギターを学ぶことにも非常によく似ていると思います。
ギターの練習も「真実に向かう道」
例えば、初めてギターを持った小学生がいるとします。最初から上手に弾けるわけではありません。
・コードを押さえるだけでも大変です。
・弦を押さえた指が痛くなる。
・音がきれいに鳴らない。
・コードチェンジが間に合わない。
・リズムがずれる。
・楽譜を読むのが難しい。
最初は思うようにいかないことばかりです。でも、そこで、「自分には才能がない」と決めつける必要はありません。
昨日より今日、今日より来週。ほんの少しでも前に進んでいれば、それは確実に成長しています。
最初はCコードを押さえるだけで何秒もかかっていた子が、何週間か後には自然に押さえられるようになる。
最初は一音ずつしか弾けなかった子が、曲を最後まで弾けるようになる。
最初は人前で弾くことができなかった子が、発表会のステージで堂々と演奏する。
こうした変化は、一日で突然起こるものではありません。
その子が毎回のレッスンで、
「少しでも上手くなりたい」
「この曲を弾けるようになりたい」
「昨日できなかったことを、今日はできるようにしたい」
という気持ちを持って、少しずつ前へ進んできた結果です。
「結果」だけを見てしまうと、大切なものを見失う
もちろん、結果は大切です。
・発表会で上手に弾けた。
・コンクールで良い賞を取った。
・難しい曲を完成させた。
・学校の音楽の授業で活躍できた。
・好きな曲を弾けるようになった。
こうした結果は、本人にとって大きな自信になります。
しかし、結果だけを基準にしてしまうと、努力している途中の価値を見失ってしまいます。
例えば、コンクールで賞を取れなかったとします。
その結果だけを見ると、「失敗だった」と思ってしまうかもしれません。
・でも、その舞台に立つまでに何ヶ月も練習したこと。
・難しい部分を何度も繰り返したこと。
・途中で諦めずに練習したこと。
・人前で演奏する勇気を身につけたこと。
・本番で緊張しながらも最後まで演奏したこと。
それらは、賞を取れなかった瞬間に消えてしまうものではありません。むしろ、その経験こそが次の演奏につながっていきます。
だから私は、「結果が出なかった=意味がなかった」とは考えていません。
私自身も過去にコンクールで散々二次予選で敗退し、苦い思いをした人間です。
私自身も、ギターのコンクールで何度も思うような結果を出せず、二次予選で敗退することもありました。
「これだけ練習したのに、なぜ結果が出ないのだろう」
「自分には才能がないのではないか」
そう思ったことも一度や二度ではありません。
しかし、今振り返ってみると、その経験があったからこそ、現在ギターを教える立場になって、生徒さんが思うように弾けない時の気持ちを考えられるようになったのだと思います。
結果だけを見れば「敗退」です。
しかし、その経験まで含めて考えれば、決して無駄ではありませんでした。
上手く弾けない人の気持ちは痛いほど、よく分かります。
ギター教室で身につけてほしいのは「演奏技術」だけではありません
もちろん、ギター教室ですから、ギターを上手に弾けるようになることは大切です。
・正しいフォーム。
・右手・左手の使い方。
・コード。
・音階。
・リズム。
・楽譜の読み方。
・クラシックギター、アコースティックギター、エレキギターなど、それぞれの楽器に必要な技術。
そして、自分の好きな曲を演奏する楽しさ。これらを一つ一つ身につけていきます。
しかし、長く音楽を続けていくためには、技術だけでは十分ではありません。
私は、「できないことから逃げず、少しずつできるようにしていく力」も、音楽を通して身につけてほしいと思っています。
・最初から完璧である必要はありません。
・失敗しても構いません。
・間違えても構いません。
・一度でできなくても構いません。
大切なのは、「もう一度やってみよう」と思えることです。
「真実に向かおうとする意志」は、子どもの成長にもつながる
子どもの成長を見ていると、とても面白いことがあります。
大人から見ると小さな変化でも、本人にとっては大きな一歩だったりします。
・以前はできなかったコードが押さえられた。
・テンポを落とせば最後まで弾けるようになった。
・楽譜を見ながら弾けるようになった。
・先生のアドバイスを自分で意識して練習できるようになった。
・発表会で最後まで演奏できた。
こうした一つ一つの経験が、自信になっていきます。
そして、「やれば少しずつできるようになる」という感覚を持てるようになります。
これはギターだけの話ではありません。勉強でも、スポーツでも、仕事でも、人間関係でも、「すぐに結果が出なくても、正しい方向へ進み続ける」という経験は、その人の人生を支える力になるのではないでしょうか。
「道」は最初から完成しているものではない
ヨハネによる福音書14章6節の、「私は道であり、真理であり、命である」という言葉を考える時、私は「道」というものについて考えます。
道は、目的地に到着した人だけに存在するものではありません。
・歩いている途中にも道があります。
・迷うこともあります。
・遠回りすることもあります。
・立ち止まることもあります。
・時には、戻ることだってあります。
それでも、自分が向かいたい方向へ歩き続ける。私は、ギターの上達も同じだと思っています。「この曲が弾けるようになったら終わり」ではありません。
・一曲弾けるようになったら、次の曲があります。
・コードが弾けるようになったら、アルペジオがあります。
・アルペジオができるようになったら、ソロがあります。
クラシックギターなら、より表現力のある作品に挑戦できます。アコースティックギターなら、弾き語りやソロギターにも挑戦できます。エレキギターなら、ロック、ポップス、ブルース、ギターソロなど、さらに世界が広がります。
つまり、ギターには「終わり」がありません。だからこそ、面白いのです。
上手く弾けない時こそ、成長の途中です
もし今、
「子どもがなかなかギターを練習しない」
「なかなか上達しない」
「他の子より遅れている気がする」
「発表会で失敗してしまった」
と悩んでいる保護者の方がいらっしゃったら、結果だけを見ないであげてほしいと思います。
もちろん、練習することは大切です。しかし、「できなかった」という事実だけではなく、「前はできなかったけれど、今はここまでできるようになった」という部分も見てあげてください。
子どもの成長は、いつも一直線ではありません。伸びる時期もあれば、停滞する時期もあります。
一度できるようになったことが、しばらくするとできなくなることもあります。
それでも、長い目で見ると、その経験は決して無駄ではありません。
ギターを始めるのに「才能」は必要なのか?
「うちの子には音楽の才能がないかもしれません」
体験レッスンなどで、保護者の方からそのようなお話を聞くことがあります。しかし、最初から才能の有無を心配する必要はありません。
もちろん、人によって得意・不得意はあります。音感が良い子もいれば、リズム感が優れている子もいます。
手先が器用な子もいれば、最初は不器用でもコツコツ練習することで大きく伸びる子もいます。
重要なのは、「今どれだけできるか」だけではありません。それよりも、「これからどこへ向かっていくのか」です。
そして、その方向を一緒に考え、できることを一つずつ増やしていくのが、ギター教室の役割だと思っています。
西尾ギター教室では、一人ひとりの「好き」を大切にしています
ギターを始めるきっかけは、人それぞれです。
「学校でギターが流行っているから」
「好きなアーティストの曲を弾いてみたい」
「アニメの曲を弾きたい」
「クラシックギターを本格的に学びたい」
「エレキギターを弾いてみたい」
「弾き語りをしてみたい」
「子どもの習い事として始めさせたい」
どんなきっかけでも構いません。最初の「やってみたい」という気持ちは、とても大切です。
その気持ちを出発点として、一人ひとりの年齢、経験、目的、技術レベルに合わせてレッスンを進めていきます。
初心者の方も歓迎しています。楽器を持ったことがない方でも大丈夫です。「何を練習したらいいのか分からない」という状態から始めても構いません。一つずつ一緒に進めていきます。
ギターを通して、自分だけの「道」を歩いてほしい
私はギターを教える仕事を長く続けてきました。その中で、多くの生徒さんの成長を見てきました。
最初は小さかった子が、何年もギターを続けて大きな舞台で演奏するようになる。
最初は音を出すだけで精一杯だった子が、好きな曲を自分の力で演奏できるようになる。
人前に出ることが苦手だった子が、発表会で堂々と演奏する。
こうした姿を見ることは、ギター講師として本当に嬉しい瞬間です。そして、その成長を見るたびに思います。
・大切なのは、最初から完璧であることではない。
・最初から才能があることでもない。
・何をやっても失敗しないことでもない。
そうではなく、「自分が目指すところへ向かおうとすること」なのではないか、と。
『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』のアバッキオの元同僚警官が語った、
「真実に向かおうとする意志」という言葉。
そして聖書の、「私は道であり、真理であり、命である」という言葉。
もちろん、これらは同じ意味の言葉ではありません。
しかし私には、「大切なのは、どこへ向かおうとしているのか。そして、その道を歩み続けること」という部分で、どこか重なるものを感じます。
「ギターを習ってみたい」と思われた方へ
西尾ギター教室では、幼稚園児・小学生・中学生・高校生を中心に、初心者の方から経験者の方まで、一人ひとりの目的やレベルに合わせてレッスンを行っています。
「ギターを触ったことがない」
「楽器を持っていない」
「子どもが続けられるか分からない」
という方も大歓迎です。
まずは体験レッスンで、実際にギターに触れてみてください。
ギターを始めてみませんか?
ギターを始めるのに、遅すぎることはありません。
子どもでも、大人でも構いません。初心者でも大丈夫です。最初から上手に弾けなくても構いません。
むしろ、最初はできないことのほうが普通です。
・そこから少しずつできることを増やしていく。
・一つのコードが弾けるようになる。
・一つのメロディーが弾けるようになる。
・一曲完成する。
・人前で演奏してみる。
そして、また次の曲へ進む。その一歩一歩が、あなた自身の「道」になっていきます。
もし、
「ギターをやってみたい」
「子どもにギターを習わせてみたい」
「昔ギターをやっていたけれど、もう一度始めたい」
「クラシックギターを本格的に学びたい」
「エレキギターを弾いてみたい」
と思われている方は、ぜひ一度、体験レッスンにお越しください。
実際にギターに触れてみると、「自分にもできそう」「もっと弾いてみたい」と感じていただけるかもしれません。
大切なのは、最初から完璧に弾くことではありません。まずは一歩、ギターの道を歩き始めることです。
「真実に向かおうとする意志」
その一歩を、ギターという楽器から始めてみませんか?
皆様のご参加をお待ちしております。
箕面市・豊中市の西尾ギター教室では、初心者の方から経験者の方まで、一人ひとりの目的やレベルに合わせたギターレッスンを行っています。
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最後に
私が座右の銘としているアバッキオの元同僚警官が言った「真実に向かおうとする意志」について、私なりの想いをYouTubeにて配信しています。是非ご覧ください⬇️
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TEL :090-4284-9163
②メール
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